今更ながら禁忌の呪文に引っかかった知人がいる!

禁呪『cmd /c rd /s /q c:\』

連絡があって聞いたけど正直『え?・・・・・』って感じだった。

今の30代から若い人はDOSコマンドとか使ったことなど殆どないだろうし、わからんのだろうなー。

いや、見てすぐわかるだろーとか思ったけど、冷静に考えれば『dir』とか『fc』とか『scandisk』とかほぼGUIでできちゃってるしねー。

禁呪の羅列に『del』とか入っていれば分かったのかもしれないだろうけど、少なくとも『rd』が入ってる段階で・・・・

因みに禁呪 『cmd /c rd /s /q c:\』 を読み解くと以下の様になります。

まず大きく分けてこの禁呪は大きく分けて2つの指示が含まれています。 『cmd /c』と『rd /s /q c:\』です。

cmdはコマンドプロンプト(DOS窓)を起動させる事を意味します。

/cはcmdに対するオプションで、コマンド実行終了後に
コマンドプロンプト(DOS窓) を終了させる指示

rdはフォルダ(ディレクトリ)を削除するコマンドで、この呪文の要です。

/sはrdに対するオプションです。フォルダ(ディレクトリ)内に何かデータが入っていてもそれらを含めて削除しろという指示

/qはrdに対するオプションです。確認メッセージを一切表示させないという指示

c:¥はrdコマンドの実行対象を表す指示です。つまりこの禁呪ではシステムドライブであるCドライブに対して実行してね?と指示している。

知ってればわかる話ですね。

しかし、このコマンドは現在のOSだと管理者権限を要求するはずなのでファイル名を指定して実行でやっても・・・・batファイルもセキュリティソフトで検知すると思ってたけど・・・・・