個人型確定拠出年金(iDeCo)ってお得!?

最近よく聞かれるのが、個人型確定拠出年金(iDeCo)ってお得なの?って話です。

私の答えとしては、得するか損するかは、ケースバイケースだよ!と回答しています。

始める年齢や仕事の業種から始まって、税金控除の有無や定年年齢や退職金の有無等々です。

iDeCoは税金がお得と言われてますが、先ずは運用時に関してはそうなのでしょう!

しかし、既に住宅控除や医療控除などで多額の控除を受けている場合は満額控除されない場合もあります。

掛け金は月額5,000円からはじめる事が出来ますが、業種によっては掛け金の上限が設定されています。

公務員 月額1万2000円
会社員(企業年金あり) 月額1万2000円 or 2万円
会社員(企業年金なし) 月額2万3000円
専業主婦(夫) 月額2万3000円
自営業 月額6万8000円

また、掛金拠出の休止・再開はいつでも可能ですが、受領できるのは60歳にならないと死亡しない限り受け取れません!(つまり、実質無理って事ね?)

 

そして、実は60歳を超えてiDeCoを受け取る場合に実は税金がかかります。

受取は一括か分割かで課税科目が変わりますが、一括で受け取ると退職金と同じ科目になります。

この場合、退職金を受け取った会社の勤続年数によって控除金額が変わります。

在職年数が長ければ長いほど控除金額も増えますが、もし、60歳定年時に退職金と一緒にiDeCoを受け取ってしまうと退職金と合算されて税率計算されてしまします。

これも個人によりますが、退職金の有無や定年の年齢などによって違いが出ます。

例えば公務員と一括りにしても、国家公務員や地方公務員などの違いにもよるし、公務員の定年は知ってるだけでも、53、54、60、65歳(R1.6.1現在)と違いがあります。

民間だと大体は60歳で区切って65歳まで延長とか、そもそも定年が65歳だとか色々あります。

ちなみに、分割で受け取ると年金と同じ課税科目になります。

このタイミングによっても、税金の違いがでますね。

 

ここまでは加入する人の話ですが、結局はiDeCoってつみたての投資信託なんですよね?

運用する商品は自分で決めて自己責任でやれって話ね!

但し、iDeCo方が厳しい審査を受けた商品しかないらしいですが、つみたてNISAも一応審査されたファンドしかないそうです・・・・・それでも損失は結構www

なので、よく税金がお得な話としてiDeCoとつみたてNISAの比較をされてますね。

しかし、そもそもが目的は同じお金なのですが、これもケースバイケースなのです。

iDeCoに関して口座維持手数料?とか細々と手数料取られますし、銀行で運用するのと、証券会社で運用するのでは取扱商品に差がかなりでます。

商品規模は圧倒的に証券会社の方が多いですし、銀行でやれば特典も受けられる場合があります。

因みに私はSBIでiDeCo運用してイオン銀行で引き落としにしてますが、引き落とし口座に指定するだけでもイオン銀行の特典(ポイント)は受けてますwww

個人的にはiDeCoの上限金額が低い人はつみたてNISAを併用したら?って話はします。

ちなみに私も両方やってますが、解約できる分つみたてNISAの方が敷居が低いですねwww

万人に享受できるわけではないので細部は調べてねー!ってオチです(爆